恵那川上屋が全国モンブラン大会で優勝 今後も栗で地域を盛り上げたい

和洋菓子の製造販売を行う株式会社恵那川上屋(大井町)が、11月に熊本県山鹿市で開催された全国モンブラン大会で優勝し、12月20日、市長に報告に訪れました。
全国モンブラン大会は、栗の産地が連携を深めながら地域を活性化しようと昨年度から始まった事業で、全国の栗産地の代表が自慢の栗を使ったモンブランを出品し、ナンバーワンを競います。
同社は、恵那栗を使った特製のモンブラン「栗和(くりなごみ)」を出品。審査の結果、見事優勝しました。栗和は、この大会のために特別に開発されたモンブラン。栗の渋皮が入ったマドレーヌの土台に、とろみのある栗あんが乗り、上には極細のふるいで裏ごしした栗ペーストがふんわりと盛り付けられています。


同社営業本部営業統括の清見賢一部長は「地域を盛り上げるイベントということで、大会に向けて一から開発し、栗の味をふんだんに感じられる作品ができました。ふわふわのモンブランとトロリとした栗あんを楽しめます」と説明。出品作品には恵那栗を使用しており、優勝したことで地域のPRになったと喜びました。さらに「9月30日の『和栗の日』を広めながら恵那の魅力を発信し、地域を盛り上げていきたいです」と話しました。
栗和は大会出品用の作品でしたが、多数寄せられる問い合わせに応じるため、出品作の内容を一部変更して、1月から店舗で提供できるように準備中。清見さんは「ふわっとしたモンブランは、できたてでないと成り立たないため、イートイン限定とさせていただきました。ぜひ店舗で味わっていただけたら」と話しました。
市内では、1月8日(水曜日)から、恵那川上屋恵那峡店で提供されます。
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株式会社恵那川上屋 電話:0573-25-2470
グッドデザイン賞

同社の農業・野菜ブランド「おかしな大地」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞し、その報告も行われました。
デザインを担当した株式会社ティーエムシーの小川明生代表取締役は「規格外の野菜を、新技術で菓子として商品化するという取り組みと、親しみやすいデザインが評価されました」と話し、受賞を喜びました。
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更新日:2024年12月24日