恵那南中学校の増改築工事が始まる

12月25日、令和8年4月の開校を予定している恵那南中学校の増改築工事に伴う安全祈願祭が山岡中学校体育館で行われ、市議会や地元関係者、施工業者、市などの関係者約100人が、工事の安全を祈願しました。

恵那南中学校は、岩邑・山岡・明智・串原・上矢作の各中学校を統合して新たにできる学校で、校舎は、現在の山岡中学校を増改築して利用。今回の工事で校舎と渡り廊下が増築される他、既存校舎と体育館が改修されます。

式典では神事の後、小坂市長があいさつで「平成20年から多くの議論がされ、皆さんにご理解いただき、今日を迎えることができた」と感謝を述べた後、「未来を担う子どもたちに、できる限りの可能性を与えることは、市の未来を切り開くことになる。子どもたちや保護者の夢が詰まった学校になる。ぜひ楽しみにしてもらいたい」と話しました。

恵那南中学校は、7月の市議会臨時議会で学校設置条例の一部改正が、9月市議会定例会で増改築工事予算が議決され、今回の12月市議会定例会で工事請負契約の議決がされています。

増改築工事では、校舎の内装に恵那市産材の木材が多く使用され、メディアスペースや校内教育支援センターが新たに設置されます。また、恵那南地区統合中学校準備委員会での意見を反映させ、市内で最も広い普通教室が整備されます。

工期は令和8年2月28日までで、工事概要は以下の通りです。

工事概要

• 校舎の増築　木造3階建て、延床面積2,966平方メートル
• 渡り廊下の増築　鉄骨造3階建て、延床面積335平方メートル
• 既存校舎の改修　RC造2階建て、延床面積4,012平方メートル
• 屋内運動場の改修　RC造2階建て、延床面積1,651平方メートル
• 事業費　3,526,530千円
• 契約期間　令和6年12月6日から令和8年2月28日まで
• 施工業者
  建築工事：岐建・板垣特定建設工事共同企業体
  機械工事：イシデン・山岡特定建設工事共同企業体
  電気工事：山岡・オータ・恵南特定建設工事共同企業体