182点の応募作品から決定 市美術展の表彰式

芳翠大賞「黄金の橋」を鑑賞する人々
12月19日から12月22日まで、恵那文化センターで第67回市美術展が開催され、約900人が市民らの力作を楽しみました。本展示会では、市内外から寄せられた182点の応募作品と、審査員・委嘱作家の作品を合わせた計261点を展示。応募作品は昨年より27点増え、高校生など若い世代の応募が目立ちました。
美術展最終日の22日には表彰式が行われ、8部門(日本画・洋画・版画・彫塑工芸・デザイン・書・硬筆・写真)それぞれの受賞者に賞状が手渡されました。
計54点の入賞作品のうち、最優秀賞にあたる「芳翠大賞」には、洋画部門の三浦洋一さん(中津川市)、本年特別に設けられた「市制20周年記念大賞」には、日本画部門の所久美子さんが選ばれました。
表彰式に出席した小坂市長は「美術に触れ生き生きとした方がいることが、町そのもののの魅力にもつながります。今後も末永く開催したいです」とあいさつ。
市展賞に選ばれた洋画部門の市川佳子さん(山岡町)は「入賞できて嬉しかったです。76歳になりましたが、無鑑査作家を目指してこれからも頑張ります」と笑顔で話しました。
市美術展の作品や受賞者は広報えな1月号9ページ「注目情報」でも紹介しています。
入賞者
第67回市美術展(応募総数182点)の入賞者は、別紙の皆さんです。
第67回市美術展受賞者一覧 (PDFファイル: 281.9KB)

芳翠大賞

市制20周年記念大賞

市展賞

市長賞

教育長賞

奨励賞

努力賞

日本美術展覧会に入選を報告

表彰式後、市美術展入賞者の堀廣幸さん(明智町)が、第11回日本美術展覧会・第五科書篆刻(てんこく)部門で作品「荘厳華麗」が入選したことを市長に報告しました。「20年以上取り組んできました。芸術は奥が深く、もっと勉強し努力したいと身の引き締まる思いです」と話しました。
本作品は令和7年1月22日から愛知県美術館で展示されます。
この記事に関するお問い合わせ先
恵那文化センター
〒509-7205
岐阜県恵那市長島町中野414番地1
電話番号:0573-26-6916
ファクス:0573-25-5151
更新日:2024年12月25日