早乙女姿で収穫祝う 次米抜き穂祭を開催

奈良県明⽇⾹村で発掘された⽊簡に、「天武6年(677年)に恵奈の⾥から朝廷に次⽶が献上された」と書かれていた史実にちなみ、恵那の米文化を次世代に伝えることを目的に始まった「恵奈の⾥次⽶(すきまい)みのり祭」。春の田植えに引き続き、稲刈りに当たる「⾥次⽶抜き穂祭」が9⽉14⽇、⻑島町正家の斎⽥で⾏われました。
祭りの冒頭では、同実行委員会会長の河村尚徳(なおのり)さんが「今年も皆さんの協力のおかげで開催することができた。これからも末永く続けていきたい」とあいさつ。その後、地元小中学生や関係者などが早乙女姿で田んぼの回りを踊る中、 男衆が稲刈り鎌で稲を刈っていきました。 最後に恒例の餅投げが⾏われると、約300⼈の来場者は、刈り取ったばかりの⽥に⼊って、次から次に投げられる餅を夢中になって拾いました。
早乙女として参加した長島小学校5年生の石原莉紗子(りさこ)さんは「春には、田植えも経験しました。温暖化で米が採れないというニュースを見たので、心配していましたがたくさんのお米が採れてうれしいです。踊りも頑張って覚えたので、たくさんの人に見てもらえてよかったです」と笑顔で話しました。


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更新日:2024年09月23日