市中央図書館岩村分館がオープン

10月13日、市中央図書館岩村分館が開館し、式典や記念行事が開催されました。
同館のコンセプトは「本と出会い、人と出会う。歴史に学び未来を創る。学びとつながりを育む図書館」。一般書や児童書に加え、郷土の先人に関する書籍があり、約8,000冊を収蔵できます。カフェマシーンを設置し、飲食可能なエリアを設けた他、テラス席やソファ席、スタディルームやベビールームなどを設け、多様な利用に対応。幅広い世代に向けた読書と学びの環境を提供します。
式典では、小坂市長が「子どもたちにとって宝物になるような素晴らしい図書館が岩村に誕生した。図書館づくりに尽力くださった多くの方々に感謝します」とあいさつ。開館にあたって、書架やテーブル、いすなどの家具を寄贈した株式会社バローを代表して株式会社バローホールディングスの田代正美(まさみ)会長へ感謝状を贈呈しました。田代会長は「今後、教育の聖地になるような取り組みにつながれば」と期待を寄せました。
式典の締めくくりには、岩邑中学校の生徒や来賓らがテープカットを行いました。
訪れた太田滉紀(こうき)さん(岩邑小学校4年生)は「これまではコミセンの図書室を利用していた。広くなってきれいになって、すごい。これからも来たい」と話しました。





記念行事「十二単の着装披露~宮廷における現代女房装束~」
開館を記念し、岩村コミセンでは現代の十二単(じゅうにひとえ)(正式名称:五衣(いつつぎぬ)、唐衣(からぎぬ)、裳(も))の着装披露を開催。約100人が、解説を聞きながら、1枚1枚衣を重ねていく細やかな所作と宮廷装束に見入っていました。

記念行事「図書館で楽しむ音楽の宴~歌・バイオリン・ピアノ・オーボエとともに~
声楽家岡田如実(ことみ)さんの歌と、バイオリンやピアノ、オーボエの演奏により、親しみのある音楽を約80人が楽しみました。

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更新日:2025年11月13日