給与支払報告書の作成と提出
令和5年中に給与の支払いをした方(法人・個人を問わない)は、すべての従業員等(中途退職者・パート・アルバイト等含む)の給与支払報告書を作成し、提出してください。
令和6年度(令和5年分)の提出期限は、令和6年1月31日(水曜日)です。
令和6年度給与支払報告書の提出から適用される主な改正事項
扶養控除の対象となる非居住者(国内に住所がない等)である扶養親族の要件の見直し
控除対象配偶者及び16歳未満の扶養親族が非居住者である場合には、区分欄に「〇」を付してください。
控除対象扶養親族が非居住者である場合には、区分欄に次のように記入します。
控除対象扶養親族の区分 | 区分欄への記入方法 |
居住者 | 空欄※1 |
非居住者(30歳未満又は70歳以上) | 01 |
非居住者(30歳以上70歳未満、留学生※2) | 02 |
非居住者(30歳以上70歳未満、障害者) | 03 |
非居住者(30歳以上70歳未満、38万円以上送金※3) | 04 |
※1 eLTAX等の電子媒体で提出する場合は、「00」と記録
※2 「留学生」とは、留学により国内に住所及び居所を有しなくなった者
※3 「38万円以上送金」とは、扶養控除の適用を受けようとする居住者からその年において、生活費又は教育費に充てるための支払を38万円以上受けている者
注)30歳以上70歳未満の非居住者が上記02から04の要件に複数該当する場合は、いずれかのひとつを記入してください。
退職所得(源泉徴収されたものに限る。)のある配偶者又は扶養親族がいる場合
退職所得(源泉徴収されたものに限る。)のある配偶者(退職所得を除いた合計所得金額が133万円以下)又は扶養親族(退職所得を除いた合計所得金額が48万円以下)がいる場合には、控除対象配偶者及び控除対象扶養親族に該当するため、次の1から5を「適用」欄に、6を「5人目以降の16歳未満の扶養親族の個人番号」欄に記入してください。
1 | 氏名※氏名の前に(退)と記入 |
2 | 続柄 |
3 | 生年月日 |
4 | 障害の区分 |
5 | 退職所得を除いた合計所得金額 |
6 | 個人番号(マイナンバー) |
注)退職所得のある扶養親族がいることで、納税者が寡婦やひとり親に該当する場合は、その旨も「適用」欄に記入してください。
特別徴収税額通知の受取について
令和6年度から、特別徴収税額通知の受取方法が一部変更され、給与支払報告書の提出時に選択する必要があります。詳細は以下のページをご確認ください。
給与支払報告書の提出方法
郵送による提出
令和6年1月1日現在で恵那市にお住まいの方の給与支払報告書は、下記まで提出してください。
〒509-7292
恵那市長島町正家一丁目1番地1
恵那市役所 税務課市民税係 宛
eLTAXによる提出
恵那市ではeLTAX(エルタックス)を利用した給与支払報告書の提出を受け付けています。便利なeLTAXをぜひ利用ください。
なお、eLTAXを利用する場合は、届け出が必要です。詳細はeLTAXのウェブサイトをご覧ください。
利用時間は、平日8時30分から24時(土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)除く)です。
提出書類
- 総括表 1枚(市区町村ごとに1枚添付)
- 給与支払報告書 従業員1人につき1枚
給与支払報告書(総括表)の記載時の注意事項
特別徴収義務者指定番号
- 指定番号欄に、必ず「特別徴収義務者指定番号」を記載してください。
法人番号・個人番号
- 番号法制度の実施に伴い「給与支払者の法人番号または個人番号」の記載が必須です。
- 個人事業主の場合も、代表者の個人番号の記載が必要です。
報告人員
- 「受給者総人員」欄:給与の支払いを受けている方の総数を記載してください(他市の従業員も含めた合計人数)。
- 「報告人員」欄:恵那市に提出する個人明細書の人数を「在職者」と「退職者」に分けて記載してください。
連絡先
- 所在地や連絡先は必ず記載してください。
- 税理士等に事務を委託している場合は、委託先の連絡先なども記載してください。
仕切り紙
恵那市では、特別徴収と退職者等の普通徴収を分けるための仕切り紙(県内統一様式)を用意しています。提出の際は特別徴収と普通徴収を仕切って提出してください。
上から順に、次のとおり綴ってください。
- 給与支払報告書(総括表)
- 仕切り紙(特別徴収用)
- 給与支払報告書(個人別明細書:特別徴収分)
- 仕切り紙(退職者用)
- 給与支払報告書(個人別明細書:退職者分)
- 仕切り紙(個人住民税を給与から徴収できない人用)
- 給与支払報告書(個人明細書:個人住民税を給与から徴収できない人分)
eLTAXで給与支払報告書を提出する場合
eLTAXで給与支払報告書を提出する場合、仕切り紙がありませんので、特別徴収できない従業員の方については、特別徴収できない理由を個人別明細書の摘要欄に記載するとともに、「普通徴収」欄にチェックを入力してください。
給与支払報告書の記入の仕方
記入の際は、国税庁が作成する「年末調整のしかた」などを参照し、不備のないようお願いします。
注意事項
- 給与支払報告書は、左上に「6」の表記があるものを使用し、古い年度のものは使用しないでください。
- 中途退職者、パートやアルバイトを含む、令和5年中の給与受給者全員分を提出してください。
- 受給者の氏名やフリガナ、住所、生年月日は、正確に記入してください。個人を特定するための重要な項目です。
- 給与支払報告書の摘要欄には、次の事項を記入してください。
ア)中途就職などにより前職分の給与等を含めて年末調整した場合は、前職の事業所名、給与などの金額、社会保険料、徴収税額
イ)控除対象扶養親族や16歳未満の扶養親族が5人以上いる場合は、氏名と続柄
ウ)普通徴収となる場合は、「普通徴収」 - 諸事情で特別徴収できない方がいる場合は、「特別徴収の方」と「普通徴収の方」とに分けて、仕切り紙で区分して提出してください。
様式
この記事に関するお問い合わせ先
税務課 市民税係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎1階
電話番号:0573-26-6814
ファクス:0573-25-6151
更新日:2023年10月30日