熱中症に気をつけましょう

更新日:2023年07月27日

熱中症警戒アラートの実施について

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなる暑熱環境が予測される場合に、国民に予防行動を促す事を目的として環境省から発表されます。

 熱中症警戒アラートが発表された際は、日頃の熱中症予防対策の普段以上の徹底をお願いします。実施期間は令和5年4月26日から同年10月25日までです。

環境省のホームページ(熱中症警戒アラート)(外部サイト)
環境省・気象庁作成 熱中症予防行動(ポスター A2)(PDF:704KB)
環境省・気象庁作成 熱中症警戒アラート全国運用中(チラシ A4両面)(PDF:1,590KB)

熱中症予防ポイント

1 水分を小まめに摂取

  • 喉が渇かなくても水分をこまめにとりましょう。
    (注意)アルコールは利尿作用があるため、逆に脱水を進めてしまいます。
  • 汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給しましょう。
  • 一度にたくさん飲まず、適量を小分けにして飲みましょう。

2 服装の工夫

  • 襟元を緩め、風通しのよい服装にしましょう。
  • 外出時は、帽子や日傘を使用しましょう。
  • 汗を吸収し、通気性のよい素材の衣服にしましょう。

3 暑さを避ける

・直射日光を避け、日陰を歩くようにしましょう。
・炎天下や高温多湿下での作業や激しい運動はできるだけ控えましょう。
・無理をせず、エアコン等の空調を使用しましょう。
・室内の温度・湿度をチェックしてみましょう。

4 日頃からの健康づくり

  • 睡眠を十分に取り、バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 体調の悪い時は無理をしないようにしましょう。
  • 短時間の軽い運動をする習慣をつくり、暑さに慣れるようにしましょう。
    (注意)無理な運動は控えましょう。

 環境省作成 熱中症が増えています。予防のためのポイント(チラシA4両面)(PDF:1,425KB)

熱中症の症状

熱中症の症状

重症度

症状

軽症

めまい、筋肉痛、大量発汗※

中等症

頭痛、気分不快、吐き気、おう吐、倦怠感、虚脱感

重度

意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温

※熱中症が重症となると発汗が無く、乾いた皮膚になるので、汗だけで判断しないことが大切です

応急処置

涼しい環境への避難

エアコンのきいた室内や日陰など風通しのよい場所で安静にしましょう。

脱衣と冷却

衣服を脱いで熱を逃がす、水を浴びる、風を送る、氷のうで冷やすなどで、体温を下げる工夫をしましょう。

水分・塩分補給

  • おう吐の際は、誤嚥の危険があるため、無理な摂取は控えましょう。
    (注意)アルコール、カフェインは尿量を増し、脱水が進む可能性があるので控えましょう。
  • 汗で失われた塩分も補給できる、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)やスポーツドリンクが最適です。

自力で水分補給ができないことが医療機関へ搬送の目安となります。重症になる前に早めに対応しましょう。

こんな点に注意しましょう

毎日の体調の変化に気を配りましょう。

日頃から、自分や周囲の体調の変化に気を配るようにしましょう。ご高齢の方やお子さん、障害のある方は特に注意が必要です。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です

高齢の方は、暑さや水分不足に対する感覚機能や暑さに対する身体の調整機能が低下しています。

室内で熱中症になることが多いため、室内の気温・湿度をこまめにチェックし、暑さを感じなくてもエアコンを利用するようにしましょう。

環境省・厚生労働省作成 高齢者のための熱中症対策(チラシ A4両面)(PDF:1,462KB)

体調不良を訴えることが難しい方への配慮が必要です

小さなお子さんや障害のある方など、体調不良を訴えることが難しい方の体調に気を配りましょう。

小さなお子さんは体温の調節機能がまだ十分に発達しておらず、熱中症になりやすいため、注意が必要です。

疾患のある方は体温の調節機能が低下していることがあります。体調の変化に気を配ることが大切です。

熱中症予防に関する資料

災害時の熱中症予防

熱中症は死に至る可能性のある重篤な病気ですが、適切な予防・対処を行えば、防ぐことができます。
災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクが高くなりますので、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。
災害時の熱中症予防(PDF:1,053KB)

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