帯状疱疹予防接種の一部助成が始まります(令和6年4月1日開始)

更新日:2024年04月03日

 令和6年度から帯状疱疹予防接種費用の一部を助成します。予防接種法に基づかない任意の予防接種となります。かかりつけ医師等に相談し、予防接種の効果や副反応などを十分に理解して接種の判断をしてください。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。このウイルスは、治った後も神経節に潜んでいるため、ストレスや過労、病気、加齢などの免疫が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると、体の片側の一部にピリピリとした痛みが現われ、その部分に赤い発疹が出てきます。日本では、80歳までに約3人に1人が発症すると言われており、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる長い痛みが続くことがあります。

対象者

接種日に、恵那市に住民登録がある満50歳以上の方

(不活化ワクチンを18歳以上の方で接種できる場合がありますが、この助成の対象にはなりません)

(注意)令和6年4月1日以降に、恵那市指定医療機関で接種した分が対象となります。

接種会場

恵那市指定医療機関で接種してください。

(注意)恵那市指定医療機関以外で接種された場合は、補助の対象となりません。

接種の流れ

接種を希望する場合は、以下の手順で受診してください。

  1. 恵那市指定医療機関に予約する
  2. 接種を受ける(予診票は医療機関に設置してあります)
  3. 接種費用から市の助成額を差し引いた金額を医療機関窓口にて支払う(医療機関によって接種費用が異なります)

持ち物

  • 本人確認書類(マイナンバーカード、保険証等)
  • おくすり手帳等内服している薬がわかるもの(必要な方)

ワクチンの種類・費用について

  生ワクチン(ビケン)            不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回

2回

(2回目は1回の接種から原則2か月後、遅くとも6か月後までに接種する)

接種方法 皮下注射 筋肉内注射
費用  8,000~10,000円程度 1回あたり20,000~25,000円程度
助成金額 4,000円(1回まで) 1回あたり10,000円(2回まで)
有効性

50~59歳:69.8%

60~69歳:64%

70~79歳:41%

80歳以上:18%

50~59歳:96.6%

60~69歳:97.4%

70~79歳:91.3%

80歳以上:91.4%

予防効果 5~7年 10年以上
副反応

◆頻度10%以上の副反応

発赤:44.0%、そう痒感:27.4%

発熱:18.5%、腫脹:17.0%

疼痛:14.7%、硬結:13.5%

◆重大な副反応(いずれも頻度不明)

アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

◆頻度10%以上の副反応

疼痛:78.0%、筋肉痛:40.0%

疲労:38.9%、発赤:38.1%

頭痛:32.6%、腫脹:25.9%

悪寒:23.5%、発熱:17.9%

胃腸症状:13.0%

◆重大な副反応(いずれも頻度不明)

ショック、アナフィラキシー

 

この記事に関するお問い合わせ先

健幸推進課 母子保健係

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎2階

電話番号:0573-26-6823
ファクス:0573-20-2122