下田歌子賞

更新日:2024年05月31日

概要・目的

下田歌子賞は、平成16年(2004年)の下田歌子生誕150年を迎えるに当たり、下田歌子のふるさとの旧岩村町(現在の恵那市岩村町)が岐阜県、実践女子学園とPHP研究所の協力を得て、下田歌子の業績を顕彰しつつ、エッセイ募集を通して、人の生き方や教育の在り方などを共に考え、学ぶために設けた公募賞です。平成15年(2003年)度の第1回募集以降、毎年全国各地から多数の秀作が寄せられています。

第22回下田歌子賞(令和6年・2024年)

エッセイの部・短歌の部ともに、テーマは「志~今と未来を生きる「あなた」のために~」です。
詳細は、下記のページをご覧ください。

上の画像をクリックすると、第22回下田歌子賞エッセイの部の応募フォームにジャンプします

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これまでの下田歌子賞

受賞作品集は恵那市中央図書館などでご覧いただけます。

第1回下田歌子賞(平成15年・2003年)

エッセイ「男らしさ、女らしさ」

第2回下田歌子賞(平成16年・2004年)

エッセイ「出会い」

第3回下田歌子賞(平成17年・2005年)

エッセイ「私の誇る恵那市のよさ~その美しい心と伝統」
標  語「家族みんなで考えよう~我が家の約束事」

第4回下田歌子賞(平成18年・2006年)

エッセイ「心に残る父・母・祖父母の教え」
写  真「恵那の名所100選」

第5回下田歌子賞(平成19年・2007年)

エッセイ「父・母・祖父母・子どもたち~忘れられないあの一言」
写  真「あなたが選ぶ恵那の新名所100選」

第6回下田歌子賞(平成20年・2008年)

エッセイ「家族への思い」
写  真「ふるさと再発見 あなたが選ぶ恵那市の新名所100選」

第7回下田歌子賞(平成21年・2009年)

エッセイ「先人に学ぶ」

第8回下田歌子賞(平成22年・2010年)

エッセイ「先人に学ぶ」
短  歌「家族・思いやりの歌」

第9回下田歌子賞(平成23年・2011年)

エッセイ「先人に学ぶ」
短  歌「絆」

第10回下田歌子賞(平成24年・2012年)

エッセイ・短歌「母」

第11回下田歌子賞(平成25年・2013年)

エッセイ・短歌「ふるさと」

第12回下田歌子賞(平成26年・2014年)

エッセイ・短歌「ふるさと」

第13回下田歌子賞(平成27年・2015年)

エッセイ・短歌「家族」

第14回下田歌子賞(平成28年・2016年)

エッセイ・短歌「家族」

第15回下田歌子賞(平成29年・2017年)

エッセイ・短歌「志(夢・願い)」

第16回下田歌子賞(平成30年・2018年)

エッセイ・短歌「志(夢・願い)」

第17回下田歌子賞(令和元年・2019年)

エッセイ・短歌「志」

第18回下田歌子賞(令和2年・2020年)

エッセイ・短歌「志」

第19回下田歌子賞(令和3年・2021年)

エッセイ・短歌「志~今、伝えたいこと」

第20回下田歌子賞(令和4年・2022年)

エッセイ・短歌「夢」

第21回下田歌子賞(令和5年・2023年)

エッセイ・短歌「夢」

下田歌子の紹介

わが国女子教育の先駆者で、歌人としても名高い下田歌子は、安政元年(1854年)美濃国岩村藩(現在の恵那市岩村町)に生まれました。幼い頃より和歌を詠み、漢詩を吟ずるなど学才に恵まれ、明治4年(1871年)16歳のとき、父の後を追って上京。翌年、宮中に女官として出仕し、その和歌の才能を愛でられた皇后陛下(後の昭憲皇太后)から歌子の名を賜りました。

明治12年(1879年)に宮中を辞した後、自宅に桃夭学校を開設して女子教育に力を注ぎ、明治18年(1885年)に創立された華族女学校では学監兼教授を務めました。2年余の欧米女子教育視察を経て、明治32年(1899年)に私立実践女学校(現在の実践女子大学)と女子工芸学校を創立しました。その後も、女性の自立自営をめざして、裁縫学校や夜間学校を各地に設立するなど、新しい時代の女子教育に一生を捧げ、昭和11年(1936年)82歳の生涯を閉じました。

下田歌子が遺した言葉「女性の清らかな徳性と豊かな情操をもって社会の幣を正せ」や「揺りかごを動かす手が世界を動かす」に代表されるように、下田歌子は高い志を持って近代日本の女性の地位向上に力を尽くしました。

下田歌子先生

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 文化振興係 

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階

電話番号:0573-26-6853
ファクス:0573-26-2189