旧岩村振興事務所整備事業
「まなぶ」拠点施設へ整備します

整備イメージ(正面玄関)
【整備状況のお知らせ】改修工事が始まりました
旧岩村振興事務所改修工事が始まりました。令和6年中は、主に建物内の解体・撤去工事が行われました。また、佐藤一斎學びのひろばのシアター映像制作や対話式AIコーナーのシステム構築なども、並行して行われています。
改修工事は令和7年6月末に完了予定です。
工事にあたり旧岩村振興事務所駐車場は、区画を制限させていただいています。ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
工事状況

正面外観(令和6年10月20日撮影)

東側外観(令和6年10月20日撮影)

建物外観(令和6年11月14日撮影)

建物内観(令和6年11月14日撮影)

建物内観(令和6年11月14日撮影)

建物内観(令和6年11月14日撮影)
【整備内容のお知らせ】
人々の「まなぶ」意欲に応え、知識、情報、体験を得ることができる知と交流の拠点
旧岩村振興事務所は、平成29年に事務所機能が岩村コミュニティセンターに移転した後、地域で活用方法が検討されてきました。
岩村町では、郷土の先人、佐藤一斎の教えが教育やまちづくりに生かされ、古い町並みや岩村城跡には、歴史を学びながら町を楽しもうと多くの方が訪れています。また、市では、生涯学び続けることの大切さを説いた一斎の「三学の精神」を理念に、生涯学習のまちづくりを進めています。
市では、旧岩村振興事務所を「まなぶ」拠点施設として整備し、郷土への愛着と誇りを育むと同時に、知的観光にも対応できる施設とします。建物1階には、佐藤一斎學びのひろばと市中央図書館分館を整備し、令和7年秋に開館予定。建物2階には市歴史資料館(仮称)を第2期整備として進める予定です。
施設が実現する4つの「まなぶ」
- ふるさとの先人に「まなぶ」
- 本に「まなぶ」
- ふるさとの歴史文化に「まなぶ」
- 自ら「まなぶ」
ふるさとの先人に「まなぶ」 佐藤一斎學びのひろば
佐藤一斎と出逢える、対話する施設(佐藤一斎と対話し、現代に生きる教えを体感する)
郷土の先人佐藤一斎の教えを、全国へ伝える展示体験施設を整備します。佐藤一斎の教えを体感できる施設として、シアター、対話式AIコーナー、『言志四録』の条文を展示解説するコーナーなどを配置します。

佐藤一斎學びのひろばが伝えたいのは、今に生きるその「教え」です。江戸から明治に移る激動の時代に、佐藤一斎は何を考え生き抜いたのか、後世に何を伝えようとしたのか。私たちはこの施設で、1133条からなる珠玉の著書『言志四録』を通じて、佐藤一斎に出逢い、その教えを体感します。
佐藤一斎を感じるシアター

佐藤一斎を知るための最初のガイダンスとして来館者を迎え入れるシアター。佐藤一斎の言葉が次々と降り注ぎ取り囲む臨場感あふれる演出で、来館者を魅了します。
『言志四録』を散策する小径

「つよくなるために」「仲間をつくるために」「夢をかなえるために」など、心のテーマ別により、『言志四録』の言葉を紹介。言葉の小径を散策すると、あなたの心にぴったりの言葉に、きっと出逢えます。
佐藤一斎の教えを伝えるセミナールーム

「リーダーのあり方」「幸せになる生き方」「遊びながら学ぶ言志四録」など、年代や目的に講話メニューを用意。佐藤一斎の教えを読み解き、今に継承します。
佐藤一斎學びのひろば施設案内 (PDFファイル: 2.0MB)
本に「まなぶ」 市中央図書館分館
岩村コミュニティセンター図書室を移転し、恵那市南部における読書活動の普及拠点となる中央図書館分館として整備します。特徴ある蔵書を備え、多様な読書スタイルを提供します。
ふるさとの歴史文化に「まなぶ」 市歴史資料館(仮称)
老朽化した岩村歴史資料館を建物2階に移転するとともに、恵那市の歴史文化を展示する資料館として整備します。令和10年度開館に向けて準備を進めています。
詳しくは下記ページ(リンク)をご覧ください。
地域をつなぎ、多様な歴史と文化を未来に活かす 市歴史資料館(仮称)
自ら「まなぶ」
講座やワークショップ、自主学習ができる場として、セミナールーム、スタディルームを整備し、学ぶ意欲に応えます。
旧岩村振興事務所の概要

住所 恵那市岩村町545番地1
構造 鉄筋コンクリート造
地上2階地下1階
敷地面積 8,600.73平方メートル
延床面積 3,280.98平方メートル
建築年 1986(昭和61)年
この記事に関するお問い合わせ先
社会教育課 三学運動推進係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階
電話番号:0573-26-6853
ファクス:0573-26-2189
更新日:2025年03月05日