恵那市の城館跡

更新日:2025年02月25日

県史跡岩村城跡

 標高717メートルの城山に構えられた近世山城。別称「霧ヶ城」。戦国時代には織田・武田の攻防の舞台となりました。現在見られる遺構は1601年に城主となった大給松平氏の築城によるものです。

「岩村城跡基礎調査報告書2」(2013年3月)

平成20から24年度の発掘調査、城下町分布調査の成果をまとめました。

岩村歴史資料館

岩村城と岩村藩の資料を展示しています。

岩村城下町

岩村城下町の町人町と近代の発展過程を伝える町並みが一体となって形成された商家町。

県史跡明知城跡

県史跡明知城跡は、中世以降に東美濃の在地領主遠山氏の支流である明知遠山氏の居城でした。戦国時代には武田と織田の係争地となり、小牧長久手の合戦や関ケ原の合戦と連動した戦乱を経験してきた城です。

恵那市では国史跡指定を目指して令和6年度より4年計画で明知城跡総合調査事業を実施しています。その事業の一環として発掘調査を行いましたので、その成果について報告します。

 

城館跡分布調査

 近年、立体地図などの新たな調査手法の活用により、新たな城館跡の発見や既知の城館跡の遺構の見直しが進んでいます。恵那市では59カ所の城館跡が知られています(『岐阜県中世城館跡総合調査報告書第3集』岐阜県教委、2004年)が、最近新たに6カ所の山城跡が発見されました。
 これを受けて、令和3年度から城館跡の見直しを少しづつ進めていくことにしました。その成果は、順次ここで報告していきます。

令和3年度の調査

令和3年度後半・令和4年度の調査

令和5年度の調査

リンク

恵那の山城:YouTube恵那市公式チャンネル再生リスト

全国山城サミット恵那大会:2022年10月22日(土曜日)・23日(日曜日)開催

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