浮世絵とポーランド 恵那北中生が学びを深める

7月16日、恵那北中学校の3年生が中山道広重美術館で企画展を観覧しました。
同校の3年生は、市とポーランド共和国との交流をきっかけに、6月の修学旅行で大阪・関西万博のポーランドパビリオンを訪れ、ポーランドの文化を学びました。今回、その学びをさらに深めることを目的に、授業の一環として同館を訪れました。
1階の「三代豊国と国芳の謎解き! 木曽街道」では、1枚の絵の中に中山道の宿場名にちなんだダジャレが隠れているなど学芸員から説明を受け、浮世絵を観覧。2階で開催中の「マテウシュ・コウェク さまよう街」は、同館が協定を結んでいる日本美術技術博物館マンガ(ポーランド共和国クラクフ市)との初の共同企画展として、同市を拠点に活躍するアーティスト、マテウシュ・コウェク氏の作品を展示しています。生徒らは、ポーランドの人が日本の街並みを描いていることに驚きながら、じっくりと作品を観覧しました。
鈴村蛍波(けいな)さんは「1階の浮世絵では昔の色使いを感じ、2階のコウェクさんの作品は現代らしいはっきりとした色づかいが特徴的でした。見え方が違うのが面白かった」と作品の違いを感じながら観覧しました。
企画展を観覧した後、生徒らは2階の浮世絵ナビルームで重ね摺り体験を楽しみました。
生徒の中には、小学生のときに笠置峡でポーランドカヌーチームの練習を応援した生徒がおり、これまで続いているポーランドとのつながりをより感じる機会となりました。



この記事に関するお問い合わせ先
文化課
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階
電話番号:0573-26-2153
ファクス:0573-26-2189
更新日:2025年07月31日