命を守る火災警報器を高齢者宅に配布

林消防長から目録を受け取る岩村地域運営協議会西尾会長(右)
一般社団法人消防機器協会社会貢献委員会が実施する、住宅用火災警報器等の配布モデル事業に岩村町が選ばれました。9月2日、岩村振興事務所で贈呈式が行われ、市消防本部から岩村町へ、住宅用火災警報器などが贈呈されました。
同事業は、総務省消防庁が9月1日~21日に実施する「住宅防火・防災キャンペーン」に合わせ、同協会が主催するもの。主に高齢者世帯を対象とし、住宅用火災警報器の普及や住宅防火対策の推進を目的に、住宅用火災警報器や消火器、防炎品 (防災毛布)の寄贈を行っています。
岩村町は、国が選定する重要伝統的建造物群保存地区の岩村本通りがあり、市内13地区のうち住宅用火災警報器の設置率が低いことから同事業に応募。全国32都道府県62団体(地区)から応募があった中で、岩村町を含め20地区が同事業の実施決定地区に選ばれました。
同協会から配布されたのは、住宅用火災警報器100個、消火器25本、防炎毛布25枚。岩村自治連合会を通じて町内に住宅用火災警報器の配布希望を取ったところ、100個を上回る希望があったため、不足分は岩村町自主防災隊が購入し、高齢者独居世帯を中心に80世帯、合計118個の住宅用火災警報器を配布します。
林消防長から贈呈品の目録を受け取った岩村地域運営協議会西尾会長は「火災警報器がまだ設置されていない住宅もありますので、大変ありがたい。特に高齢者宅については、非常に役に立つと思います」と話しました。

贈呈品
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更新日:2022年09月02日