高校生のお兄さん、お姉さんとクリ拾い

更新日:2022年09月21日


 9月20日、恵那農業高校園芸科学科3年生9人と東野小学校3年生7人が、恵那農業高校の奥戸農場で「クリの青空教室」としてクリの収穫体験を行いました。6月の第1回目は、ロボット草刈り機(ロボモア)の操縦体験とクリの花のスケッチを行い、今回が第2回目の開催。スケッチした花が実を付け、艶やかなクリに成長したことを東野小学校3年生の児童は喜び、笑顔でクリ拾いをしました。

 収穫体験では、高校生と小学生がペアになり、一緒にクリの収穫を行いました。高校生から「イガが刺さると痛いから足で開いてね」と優しく教えてもらうと、児童たちは、始めはぎこちなく拾っていましたが、慣れてくると地面に落ちたクリを楽しみながら次々と拾っていきました。収穫したクリは、水を張ったバケツに入れ、水に浮くクリは取り除いて選別します。その後、1袋500グラムになるように袋詰め。袋詰めしたクリは、児童がお土産として持ち帰りました。今回収穫したクリは「ぽろたん」という渋皮がむきやすい品種です。新聞紙で包んで冷蔵保存すると、一週間ほどで甘く食べ頃になります。

足でクリのイガを開いて、火ばさみで拾う

クリの選別作業

500グラムになるように袋詰め


 恵那農業高校園芸科学科3年生の林涼太(りょうた)さんは「みんな真面目にクリを拾ってくれて、クリについて教えることにやりがいを感じました。会うのが2回目なので、仲良く収穫できました」と話しました。収穫体験をした東野小学校3年生の太田雪姫乃(ゆきの)さんは「雨が止んで収穫体験をすることができて良かった。拾ったクリは、栗ご飯にして食べたい」とにっこりとほほ笑みました。

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