みんなで育てよう! 地域に根付いた持続可能な公共交通

基調講演をする森雅志氏
9月17日、明知鉄道沿線地域公共交通シンポジウム2022&公共交通フェスタが、恵那文化センターで開催されました。公共交通を利用する人が減少傾向にある中、公共交通を身近なものとして考えてもらい、住みやすいまちになるための方向性を探ってもらおうと明知鉄道沿線地域公共交通活性化協議会が主催。公共交通について考えるシンポジウムや子どもも楽しめる交通フェスタも行われました。
シンポジウムでは、市民ら約200人が、地域に根付いた持続可能な公共交通について思いを巡らせました。同協議会の活動報告後、元富山市長の森雅志(まさし)氏が、交通政策と都市政策の融合について基調講演を行い、富山ライトレールや路面電車を軸にしたまちづくりなど、自身の市長時代の経験を踏まえ分かりやすく話しました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターに加藤博和(ひろかず)名古屋大学大学院環境学研究科教授を迎え、倉石誠司(せいじ)国土交通省総合政局地域交通課長や、ローカル・ジャーナリストの田中輝美(てるみ)氏など6人のパネリストが地域交通について熱く語り合いました。
交通フェスタでは、迫力あるジオラマ鉄道が走るNゲージ走行やミニSL乗車、パトカー乗車体験などに多くの人が訪れました。中畑寛理(ひろみち)君(中野方町)は「フェスタへ行くのを楽しみしていた。電車が大好き。Nゲージ走行が一番楽しかった」と笑顔で話しました。

ミニSL乗車

パトカー乗車体験

交通安全クイズに答えると子ども安全運転免許証を発行

Nゲージ走行(明知鉄道)
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更新日:2022年09月20日