全国の従業員が恵那を応援　明治安田生命保険相互会社から寄附金

　明治安田生命保険相互会社が2020年度から行っている「私の地元応援募金」として、同社から市へ35万6,000円の寄附があり、9月29日、市役所で贈呈式が行われました。

　「私の地元応援募金」は、同社が地域活性化を目的に実施している「地元の元気プロジェクト」の一環として地域を支援する取り組みの一つ。恵那市に縁のある全国の従業員から1口500円の募金を集め、そこに同社が寄附金を上乗せして支援するものです。同社と市は令和3年11月に健康に関する連携協定も締結しており、今回は、特に認知症や介護予防事業に活用してほしいと寄附の申し出がありました。

　同社中津川営業所の毛利祐輝所長は「地元や離れた地から、恵那を応援したいという従業員の思いを込めて寄附します。健康増進を図り、地元がいつまでも元気でいてもらえるよう、ご活用ください」と話しました。小坂市長は「コロナ禍で、特にお年寄りなどはコミュニケーションを取る機会を失い、認知症の増加が懸念されている中、その予防などに有効活用させていただきます」と答えました。

　寄附金は、認知症サポーター養成講座や認知症カフェ、介護予防事業、地域で開催される各種サロンなどで使用する、プロジェクターやスクリーン、ノートパソコンの購入などに役立てられます。