佐藤一斎生誕250年を記念　第26回言志祭を開催

　10月29日、佐藤一斎生誕250年を記念した「第26回言志祭～佐藤一斎まつり～」が開催されました。言志祭は平成9年9月、岩村歴史資料館前駐車場にある佐藤一斎顕彰碑の前で慰霊祭が行われたのが始まりで、10月19日の一斎の命日に近い土曜日に毎年開催されています。

　岩邑小学校6年生による群読の他、献花や顕彰の言葉が贈られ、一斎の教えを振り返り、功績を称えました。小坂市長は「一斎先生の言葉を次の世代に受け継いでいくことが大切です。先生の言葉や知恵を学びに、たくさんの人が岩村を訪れてほしいです。」と顕彰しました。

　6年生の児童18人は「難しそうだと思っても、挑戦すること、夢を叶えるためにねばり強く努力を続けることの大切さを一斎先生から学びました。一生学ぼうとする気持ちを忘れません」などと、これからの生き方を元気に群読。その堂々とした姿に、参加者から多くの拍手が沸き起こりました。

　11月18日、19日には一斎生誕250年を記念して、第15回嚶鳴フォーラムin恵那2022が開催されます。一斎をはじめとしたふるさとの先人の教えや知恵を学び、生き方や考え方の参考にしませんか。