嚶鳴協議会加盟自治体などが岩村町と明智町を視察

更新日:2022年11月18日

佐藤一斎の名言が書かれた木板に貼られた二次元バーコードを読み取る

佐藤一斎の名言が書かれた木板に貼られた、二次元バーコードを読み取る

大正ロマン館で山本芳翠の生い立ちや絵画の解説を受ける

大正ロマン館で山本芳翠の生い立ちや絵画の解説を受ける

 明日開催される子ども嚶鳴フォーラムを前に、11月18日、嚶鳴協議会に参加する自治体や顕彰団体などが、ふるさとの先人ゆかりの地である岩村町と明智町を視察しました。

 嚶鳴協議会とは、ふるさとの先人を通して、まちづくり、人づくり、心そだてを目指す自治体が参加する協議会です。本市も佐藤一斎や下田歌子、三好学、山本芳翠(ほうすい)などをふるさとの先人とし、協議会に参加しています。

 岩村町は、佐藤一斎、下田歌子、三好学ゆかりの地です。岩村歴史資料館や岩村本通りを、NPO法人いわむら一斎塾が案内。木村邸を見学したり、一斎の名言が書かれた木板に貼られた二次元バーコードを読み取ったりしていました。二次元バーコードは、岩邑小学校の児童が貼ったもので、一斎の名言を現代語訳したウェブサイトへ誘導するものです。地元をあげてふるさとの先人を学んでいる様子を視察しました。

 明智町は、日本洋画界の先駆者である山本芳翠ゆかりの地です。山本芳翠顕彰会の案内で、大正ロマン館2階の山本芳翠作品展を見学しました。芳翠のひととなりや人生、当時の日本ではあまり親しみのなかった洋画を広く普及させた功績などの説明を、興味深く聞き入っていました。

 長野県木曽町の原久仁男町長は「今回の訪問で、恵那市はふるさとの先人の教えを生かした、素晴らしい取り組みが行われていると感じられました」と視察を振り返りました。

 子ども嚶鳴フォーラムの観覧受け付けは終了していますが、当日の様子をYouTube市公式チャンネルで生配信します。ぜひご覧ください。

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