中野方小学校「みどりの少年団」が県最優秀賞を受賞

　公益社団法人国土緑化推進機構が主催する令和3年度みどりの少年団活動発表大会の岐阜県大会で、中野方小学校みどりの少年団が最優秀賞を受賞し、3月29日、市役所で受賞報告会が行われました。

　中野方小学校では、5年生がみどりの少年団に加入し、森林や緑化への理解を深める学習をしています。本年度も、棚田での体験活動、森の健康診断や間伐体験活動の他、地域の「木の駅プロジェクト」に参加して間伐材を木の駅まで運ぶなど、地域の森や自然について学んできました。

　報告会には、児童らと、活動を支えた中野方地域協議会や中野方水源の森実行委員会の方々が参加。同校5年生の鈴村みらのさんは「地域の皆さんのおかげで最優秀賞がもらえたと思います」と感謝しました。

　また、小板芽依さんは「間伐材の行き先のチップセンターにも行き、木がトイレットペーパーなどに生まれ変わることを学びました。苦労して切った木が世界中で役立っていることを知ることができ、良い経験になりました」と印象に残った活動を紹介しました。

　さらに、「木の駅プロジェクト」で得た地域通貨で、古紙リサイクルに利用できる紙ひもを購入したことが紹介され、小板さんは「地域の方の役立つことに使おうとクラスで話し合って、リサイクルステーションで活用できる紙ひもに決めました」と説明しました。　

　小坂市長は「子どもたちも含め地域が一体となった取り組みに感激しました。今後も水源の森の活動などを深めていけるよう、応援します」と話しました。