交通事故で負傷者多数という想定で、消防本部が訓練

(多数の負傷者を順に救急車両に搬送)
多様化する救急活動への対応力を向上させるため、市内各消防署の隊員ら約50人が参加して、集団災害対応訓練が行われました。
今回は、国道19号上のT字路で乗用車と観光バス(マイクロバス)が衝突し、負傷者が14人発生したと想定。市消防防災センター駐車場内を国道19号に見立て、消防車両の出動や現場の統率、救急隊によるトリアージ、事故車両からの救助などを訓練しました。
「長島町正家3丁目で事故」と連絡が入ると、集団災害時の出動計画に基づいて各消防署から消防車両が出動。現場に到着すると、救急隊員らは乗用車やバスの中の負傷者を確認し、優先度の高い患者から順に、東濃地域を中心とした12の病院へ搬送しました。さらに、機械を使って事故車のドアを開け、乗客の救助なども行いました。
岩村消防署管理官の安藤文隆さんは「2年ぶりの訓練で、搬送完了まで予想より少し時間が掛かりました。隊の任務分担と隊ごとの連携など、課題もいくつか見つかりました」と今回の訓練を評価し、「コロナの感染状況が落ち着き、観光客も増えています。訓練や検証を重ね、万が一に備えたいです」と話しました。

(バスから負傷者を救出する)

(バスから負傷者を救出する)

(負傷者への対応)

(負傷者への対応)

(指揮本部に情報が集まる)

(事故車両のドアをこじ開ける)
この記事に関するお問い合わせ先
消防本部
〒509-7203
岐阜県恵那市長島町正家1015番地2 消防防災センター
電話番号:0573-26-0119
ファクス:0573-26-0120
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更新日:2023年03月03日