恵那市こども版画コンクール表彰式

　第19回目となる恵那市こども版画コンクールの受賞作品が決まり、3月5日、中山道広重美術館で表彰式が行われました。

　コンクールは市教育委員会と同館が主催となって毎年開催。今年度は「わたしの生活とふるさと」をテーマに、市内33のこども園や保育園、小中学校から2,443点の応募がありました。そのうち、172点が特別賞、奨励賞、入選に選ばれました。午後1時からの表彰式では、特別賞を受賞した19人を対象に、市こども版画コンクール実行委員会の永谷委員長から表彰状と記念品が送られました。

　最優秀となる広重賞を受賞したのは、岩邑中学校1年生の佐々木蓮（れん）さん。「秋の気になる場所」と題した作品は、側溝の網蓋に落ちているイチョウの葉を版画で描いたもの。黄色に紅葉したイチョウの葉が、灰色の網蓋の上や側溝の中に落ちている様を、印象的に表現しています。佐々木さんは「中学校敷地内の、ふと目に止まった光景を作品にしました。全体的にグレーを使っているので、その色分けを工夫しました。まさか受賞できるとは思っていなかったので、うれしいです」と笑顔で解説しました。

　特別賞、奨励賞、入選作品は、同館で3月12日（日曜日）まで展示されています。

第19回恵那市こども版画コンクール作品展

会期：3月12日（日曜日）まで
会場：中山道広重美術館2階　展示室2
料金：無料（展示室2のみ）

展示室1では、企画展「江戸粋戯場伊呂波（えどのいきかぶきのいろは）」が開催中（一般520円、18歳以下無料、水・金曜日は観覧無料）

問い合わせ　中山道広重美術館（恵那市大井町176-1　電話0573-20-0522 ）

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