頂いた寄付金を活用し、整備した棚田に植樹

1月12日に、県信用農業協同組合連合会(JA岐阜信連)から頂いた企業版ふるさと納税を活用し、NPO法人恵那市坂折棚田保存会(中野方町)が主体となって、坂折棚田(同町)の耕作放棄地10アールを整備しました。
棚田の景観保全と農地の有効活用を図るため、3月8日、JA岐阜信連の職員3人と同保存会の会員4人が、整備されたほ場に柿5本とユズ3本を植樹しました。
約50センチの深さで掘り、たい肥の代わりに落ち葉などを敷き詰めた後、1本ずつ丁寧に植樹。実がなる未来のことを笑顔で話し合いながら、支柱を立てて苗木を支えました。
昨年5月の坂折棚田のオーナー制度に参加し、田植えも体験したJA岐阜信連の足立愛絵(まなえ)さんは「大きく立派に育ってほしい。来年以降、後輩たちに棚田の保全を託していきたいです」とまだ小さな苗木を笑顔で見つめました。保存会の田口理事長は「今後は草刈りなどを行い、棚田を保全していきたいです。整備の他、収穫できる楽しみもできました」と話しました。

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更新日:2023年03月08日