恵那西工業団地への進出企業が決定

更新日:2023年03月22日

協定書を手にする関係者

 現在整備中の恵那西工業団地(武並町・三郷町)に、電気機械器具製造業のへレウス・エレクトロナイト株式会社(本社:千葉県市川市)が進出することが決定し、3月20日、立地協定締結式が行われました。

 へレウス・エレクトロナイト株式会社は、ベルギーにあるHeraeus Electro-Nite International N.V.が100パーセント出資する子会社。製鉄所などの現場で、溶けた金属の分析のために使用するセンサーなどの製造、組み立て、販売を主な事業としています。

 この日市役所で行われた協定式には、同社代表取締役の佐々木一隆(かずたか)氏が出席。市との連携のもと、市民の雇用や市内企業の活用によって市の発展に協力することなどを内容とする協定書を、小坂市長と取り交わしました。

 佐々木代表取締役は「災害リスクの低い移転先を探している中で、リニア中央新幹線開業を見据え、名古屋圏の顧客にも近い恵那への移転を決めました」と進出の理由を説明。「恵那から日本の製鉄技術を支え、さらに地域に貢献していきたいと考えています」とあいさつしました。

 小坂市長は「市が初めて独自に行った工業団地開発が、今回一つの実を結びました。市政の四本柱「はたらく」を伸ばすことは、市の発展と存続につながります。同社の発展を市もサポートします」と歓迎しました。

 同社は来年11月からの操業を目指し、約50人の全従業員のうち20~30人を地元で雇用する予定。工場建設が終了した後、千葉県から本社を移転することにしています。

署名をする小坂市長
あいさつする佐々木代表取締役

この日は、同社と恵那西工業団地の地元である武並町・三郷町との間で環境保全協定も締結され、佐々木代表取締役と両町の自治連合会会長、立会人の小坂市長が協定書に署名を行いました。

署名する関係者
三郷町・武並町の代表者と協定書を手にする佐々木社長

立地協定までの経緯

  • 平成27年3月 開発事業着手
  • 令和3年9月 造成工事着工
  • 令和4年5月 分譲募集開始(3区画)
  • 令和4年7月 B区画に分譲申し込み
  • 令和5年2月 市土地開発公社と土地売買契約を締結

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