誰もが使いやすいトイレづくりのハンドブックを作成

市自立支援協議会くらし部会では、誰もが使いやすいトイレ整備の考え方をまとめたハンドブック『だれもが使いやすいバリアフリートイレ トイレづくりハンドブック』を作成し、3月24日、同部会のメンバーが報告のため市役所に訪れました。
本ハンドブックは、誰もが使いやすいトイレのデザインや、今後トイレを整備・改修する場合の整備指針をまとめたもの。東京都保健福祉局が作成したハンドブックを参考に作成しました。障がい者自立支援クラブえなぴあっぽ代表の山田幸恵(さちえ)さんや社会福祉協議会の相談員、市職員で4回の会議で検討し、一年かけて完成させました。より使いやすいトイレにするための市オリジナルモデルの項目として、出入り口にトイレ内の設備を表示するピクトグラムを設置することや、便器洗浄ボタンなどの配置を統一するなどの12項目を盛り込みました。
山田さんは「障がい者だけでなく、乳幼児や高齢者など多世代の利用者が使いやすいトイレになればと思い作成しました」と報告。小坂市長は「バリアフリートイレのデザインが統一されることで、誰もがトイレを使いやすくなり、より住みやすい恵那市につながっていきます」と話しました。
令和5年度に行われる市内福祉避難所のバリアフリートイレの改修では、本ハンドブックの整備指針を参考に整備していきます。市では、民間施設などでトイレを整備・改修する際にも参考にしてもらえるよう、ハンドブックの配布と周知を行います。
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更新日:2023年03月28日