SDGsの取り組みを発表 中学生と恵那市の未来を語る会を開催

7月28日、市議会議場で「中学生と恵那市の未来を語る会」が開催されました。この会は、市議会について広く知ってもらうこと、中学生からのさまざまな提案を、市政に反映させることを目的に、昨年に続き2回目の開催となりました。
「持続可能な恵那市を目指して~SDGsにどのように取り組むか~」をテーマに、市内全中学校8校の生徒会代表らがSDGsに関する自校の取り組みと市への提案を発表。発表を聞いた市議会議員は、発表の感想を述べるとともに、各校の意見を市政に反映するよう市長へ提言することを約束しました。
山岡中学校は、ビブリオバトル(自分の面白いと思った本を紹介し、チャンプ本を決めるコミュニケーションゲーム)の発表を通してSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に取り組みました。「自由と創造」をスローガンに声の大きさや表情など練習を重ねた結果、生徒同士がお互いの良さを認め合い成長できたと発表しました。さらに市に対し、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」をテーマに「地産地消給食週間」を提案。各中学校で市内産の食材を使った献立を考えたらどうかと述べました。生徒らは取り組みを通じて地域のことをさらに知ることになり、生産者への感謝や食べ残しを減らすことにもつながる。さらに農家の収入向上にもつながっていくと話しました。佐々木透議員は「食に関する大切な意見。市内産の食材を使って献立を考えることは、地域を大切に思うことであり、生産者への感謝につながることだと思う」と述べました。
全ての発表を聞いた岡田教育長は「学校生活の中で学び、体験し、考えた内容がとても充実していると感じた。これからも周りに目を向け、人や自分、社会のために何が大切か実現するにはどうしたらよいかを常に考えてほしい。それが、よりよい恵那市の未来につながっていく」と話しました。


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更新日:2023年07月31日