摺り違いも楽しめる 街道絵シリーズの展覧会を開催

更新日:2023年09月01日

浮世絵を楽しむ

 中山道広重美術館では、同館が世界に誇るコレクションを展示する年に一度の機会として、特別展観「木曽海道六拾九次之内」を開催しています。

 同展では、渓斎英泉(けいさいえいせん)と歌川広重が描いた木曽街道(中山道の異称)の街道絵シリーズを78点出品しています。摺り違いの比較展示も行う他、新規収蔵品5点を初お披露目し、2人の絵師による自然豊かな描写や浮世絵版画の技巧を味わうことができます。

 初めて半田市から訪れた成田敦さんは「当時の賑わいを知り、今も昔も旅をしている人がいたことを知りました。絵を見ていると当時の人々の会話が聞こえてきそうです。摺り違いが展示されることで、同じ場所なのに違う雰囲気を感じることもできました。」と話しました。

 関連イベントとして「おじさん」探しクイズが開催されており、展示作品に描かれたおじさんを身近に感じることができます。またミュージアムショップでは、株式会社フェリシモ(兵庫県)とおじさんがデザインされたコラボ商品である靴下やトランプなども販売されています。 

 同展は10月1日(日曜日)まで開催されています。また、おじさん探しクイズは随時、学芸員による作品ガイドは9月24日(日曜日)に行われます。

株式会社フェリシモコラボ商品

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