バガス容器でSDGsを、株式会社折兼とジバスクラムとの三者連携協定

食品包装業を営む株式会社折兼(おりかね)とDMO法人ジバスクラム恵那と市は、バガス容器を活用してSDGsの取り組みを進めようと、包括的連携協定を締結しました。
バガス容器は、サトウキビの搾りかすに竹や麦わらを混ぜて作られたもの。同社によると、土の中で約70日、コンポストでは約1日で分解されるという実証結果が出ています。
今回の協定では、バガス容器を活用し、環境・教育活動などを通じて地域活性化を進めることとしています。
3月14日に市役所で行われた締結式で、株式会社折兼代表取締役の伊藤崇雄氏は「プラスチックの代替品としてバガスなどに注目して商品開発してきた。先進的な取り組みを進めている恵那市で、小中学生への環境教育などを通じて、地域社会の発展や交流人口の拡大に努めたい」あいさつ。小坂市長も「教育にも環境にも良いSDGsの取り組みとなる。皆に活用してもらえるよう広げていきたい」と話しました。
今後ジバスクラム恵那では、恵那山荘での市内小中学生の宿泊研修時にバガス容器を利用し、堆肥化した後、次年度の児童生徒にその肥料を使って体験学習をしてもらうことを検討しています。
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更新日:2024年03月17日