小中学生らが本場のイタリア音楽に触れる

10月16日、山岡農村環境改善センターで、アンサンブル・クラシカ・トリオと声楽家の岡田如実(ことみ)さんによるキャリア教育(音楽鑑賞会)が行われました。
アンサンブル・クラシカ・トリオは、オペラの殿堂ミラノ・スカラ座で長年首席を務めたフルート奏者のロマーノ・プッチさんと、ギター奏者のファビオ・スプルッツォラさん、マンドリンとクラリネットを担当するイヴァーノ・ブランビッラさんで構成されています。岡田さんは山岡町出身。声楽家として一流音楽家との共演などで活躍している他、演奏家を郷土に招く文化事業にも力を入れています。さらに、合唱指揮者・ヴォイストレーナーとして、県内の市民合唱団の指揮に当たっています。
音楽鑑賞会には、山岡小・中学校の児童・生徒約150人が参加。本場で磨かれたイタリア音楽と美しい歌声に耳を傾け、曲に合わせ手拍子をするなどして、音楽を楽しんでいました。
岡田さんは、「私にとって音楽は、辛い時にも楽しい時にもいつも寄り添ってくれる存在でした。夢が叶わなくても、大好きなことを手放さずにいれば、それが支えになります」と話し、児童・生徒らに将来の夢に向かって頑張ってほしいとエールを送りました。
山岡中学校3年生の小木曽暖希(はるき)さんは「日本の童謡など、知っている曲をイタリアの方に演奏してもらい、楽しく聞けました。踊りたくなるような楽しい音楽でした」と感想を述べました。


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更新日:2024年10月21日