東美濃初の快挙　牛「あお号」が優等4席を受賞

10月23日、「第23回岐阜県畜産共進会種牛の部」で優等4席を受賞した株式会社矢作牧場が、市役所で受賞報告を行いました。

本共進会は、優良な家畜の生産技術を高め、飛騨牛の産地や銘柄を維持・発展させるため、県内の肉用牛生産農家と関係技術員が一堂に集い牛の品評を行うものです。

株式会社矢作牧場は、上矢作町にある県内有数の大規模和牛繁殖農場。生後17～24カ月の雌牛が対象の「第2区（若雌の2）」に「あお号」を出品し、優等4席（第4位）を受賞しました。受賞者のほとんどを飛騨地域の生産者が占める中、東美濃農協管内の受賞は史上初の快挙となります。

株式会社矢作牧場の林完武（ひろむ）さんは「十分な時間が確保できず準備不足を感じましたが、地域を代表して出場し、地域の方が見に来てくださる中、結果で感謝を示すことができてうれしかったです。今後も共進会に出場し、よりよい賞を目指していきたいです」と喜びを語りました。

小坂市長は「地元のものが認められることを誇りに思います。今回の受賞が1つのきっかけとなり、市内の畜産業がさらに盛り上がっていくことを期待しています」と話しました。