1, 000の明りが坂折棚田を包む 田の神様灯祭りを開催

⽇本の棚⽥百選に選ばれている中野⽅町の坂折棚⽥で6⽉8⽇、「⽥の神様灯(ともしび)祭り」が5年ぶりに通常開催され、約600人の来場者が夜の棚田を楽しみました。
古くから中野⽅町では、⽥の神様へ⽥植えを無事終えたことを報告し、豊作を願う⾵習があります。その風習を今に引き継ごうと、NPO法⼈恵那市坂折棚⽥保存会がこの祭りを始めました。
午後6時頃、あぜに置かれた1,000基のろうそくに次々と明りがともされました。太陽が徐々に沈み辺りが暗くなると、ろうそくの明かりが⽔を張った⽥にゆらめき、⼀帯は幻想的な雰囲気に包まれました。この様子を見に集まった来場者は、美しい棚田に見入り、写真を撮るなどして楽しんでいました。
さらに棚⽥なごみの家前の広場では、地元団体による出店販売の他、めれた囃⼦や飯地太⿎の演奏などがあり、祭りを盛り上げていました。


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更新日:2024年06月10日