ソムリエが講師、伝統の発酵食品について学ぶ

更新日:2024年07月08日

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授業を行う、発酵食品ソムリエの小板 和由(かずよし)さん

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6月26日、大井第二小学校で「恵那の食文化を学ぶ」授業が行われました。

この授業は4年生の総合学習の一環として行われたもので、発酵食品ソムリエの小板 和由(かずよし)さんと、柘植 典子(のりこ)さんが講師として授業を行いました。

授業では、伝統的な発酵食品である、みそ、しょうゆ、米の発酵を取り上げ、ソムリエらが制作した紙芝居や写真で食材の成り立ちを説明しました。

また、しょうゆのもろみとしょうゆかす、みその試食を行い、子どもたちは「おいしい!」「ごはんと一緒に食べたい」などと話し、興味津々の様子。試食品を配る小板さんの周りには、多くの子どもたちが集まっていました。

質問コーナーでは、「みそ、しょうゆ、米の中で、作るのが一番大変なのは何か」「みそを何年も置いておくと色が黒くなるのか」「しょうゆかすはどこに捨てるのか」など絶えず質問が飛び交い、子どもたちは発酵食品への学びを深めることができました。

今後は、今回の授業を生かし、五平餅作りや給食のメニューの考案などを行う予定です。

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「おこめおこめ」というダンスを踊りました

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メモを取りながら話を聞きます

発酵食品ソムリエについて

市は、令和3年9月にNPO法人発酵文化推進機構に入会し、令和4年3月に「恵那市たべる推進計画」を策定。計画のひとつとして当地域の古くからの伝統食である「発酵食品」に着目し、『発酵のまちづくり』を推進しています。
発酵食品の魅力をより多くの市民の方に知っていただくため、令和4年度からは同機構の協力のもと、発酵食品ソムリエの養成を行う「発酵の学校 恵那サテライト会場」を開設し、現在まで市内で71名の発酵食品ソムリエが誕生しています。
発酵食品ソムリエは、昨年11月に開催した「全国発酵食品サミットinえな」などをはじめ、発酵食品の魅力を広めるためさまざまな活動で活躍しています。

 

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