市役所で恵那農高「彩広場」の出張販売を開始

6月28日、市役所本庁舎1階の休憩スペースで、恵那農業高等学校生産科学科の生徒による「彩広場」の出張販売が行われました。市役所での出張販売は今回が初めての試みです。

彩広場とは、実習製品を販売している校内販売所のこと。毎週月・水・金曜日に生徒が製造した、ジャムなどの加工品や野菜、果物、草花などを販売しています。

彩広場の販売の中で、「顧客が固定されている」「若い世代や男性の利用客が少ない」という課題が見つかりました。その課題を解決するため、認知度やニーズ、消費動向の調査を行うことを目的に、市役所で出張販売を行いました。

当日は、30分間の販売で約50人が購入し、品切れも出るなど大盛況のうちに終了しました。生徒たちは終始笑顔で接客を行い、購入者に声をかけアンケートを行いました。

アンケート調査を担当した服部遥月（はるな）さんは、「予想より多くの人が彩広場を認知していることが分かり、うれしかったです。知っていたけど仕事で行けなかったという声を聞いて、今後もっと出張販売を増やして多くの人に来てもらいたいと思いました」と、調査を今後に生かそうと意気込んでいました。

接客と消費動向調査を担当した水野菜々香（ななか）さんは、「いつもの彩広場の販売よりもお客さんの数も多く、若い世代が多い気がしました。楽しかったです」と笑顔で話しました。

市役所での出張販売は、今後も以下の通り予定されています。