未来の農業の担い手に 恵那農高生が海外実習派遣へ

7月5日、岐阜県農業高校生海外実習派遣団に選ばれた、恵那農業高校2年生の遠山幸之助(こうのすけ)さんと西尾夏海(なつみ)さんが市長を表敬訪問しました。
岐阜県農業高校生海外実習派遣とは、海外の農業を現場で学び、農業後継者を育成することを目的に県が取り組んでいる事業です。7月末から15日間、アメリカ、ブラジル、オランダの3カ国で研修を行います。
県内からは、遠山さん、西尾さんを含めた10人が参加します。
2人は表敬訪問で、今回の派遣の概要や、派遣団のテーマ「パラダイムシフト ~未来をつなぐ 世界のわ~」について市長に説明を行いました。


西尾さんは「自己テーマは、“環境に配慮した栽培技術を取り入れるために”です。ヨーロッパのバイオ栽培など、環境に優しい農業について、この目で学びたいです」と思いを語りました。
遠山さんは「高校では、有機栽培に活用できる虫の研究や、害虫は害しか与えないのかという疑問から、ホオズキカメムシを使って実験を行ってきました。海外の有機栽培の方法を学び、自分の研究や学校の学びに生かしていきます」と決意を示しました。
小坂市長は「市から2人の学生が選出されたことを誇りに思います。小さな町から飛び出て世界を見ることができるのは、またとない機会です。この経験を自分の糧に、楽しんできてください」と2人を激励しました。
現在2人は、出発に向け研修を重ね、海外の関係者とも交流を行いながら準備を進めています。
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更新日:2024年07月08日