ものづくりマイスターに教えてもらって、作品作り

7月10日恵那北小学校で、岐阜県未来の技能者育成事業を活用して、一級技能士から学ぶ「ものづくり体験授業」が行われました。この体験授業は、技能士から話を聞き実際に仕事の一部を体験することで、ものづくりの素晴らしさを知ろうというもの。今回は、恵那北小学校・中野方小学校・飯地小学校の5~6年生が、寝具製作、左官、畳製作、内装仕上げを行いました。
寝具製作では、児童が一人ずつミニ座布団作りに挑戦しました。分厚い綿を折り曲げて布に入れ、苦労しながら四隅までしっかり綿を伸ばしていきました。最後にミシンで口を縫ってもらって、完成。中野方小学校の柘植光代(みつよ)さんは「綿を入れていくのが楽しかったです。ふわふわでうれしい。家で自分用に使います」と喜びました。
左官体験として壁塗りをした飯地小学校の西尾怜(れん)さんは、「塗るときの角度を変えると厚さが変わるので、そこがおもしろく難しいところでした」と振り返り、上手く塗れたと微笑みました。
内装仕上げの体験では、和紙を貼ってブックエンドを作りました。畳製作では、本物と同じ厚さの畳に糸を通す作業を体験した後、自分用のミニ畳を作りました。畳ができるまでの工程や畳の良さなどの講義もあり、児童らは真剣に耳を傾けていました。




更新日:2024年07月14日