串原中と上之郷中がふるさとの伝統を交流

更新日:2025年02月25日

集合写真

2月18日、串原中学校で御嵩町立上之郷中学校との交流会が行われ、上之郷中の全校生徒34人と串原中の全校生徒16人が、互いの地域の伝統を楽しく学びました。

両校は今年度に2回オンラインで交流してきました。交流を重ねる中で、上之郷中の3年生から直接会ってみたいという意見が挙がり、今回の交流会が実現。当日の交流会の内容は、開催校である串原中学校の生徒会が考えました。

重要無形民俗文化財「中山太鼓」を披露

重要無形民俗文化財「中山太鼓」を披露

上之郷中の生徒に太鼓のたたき方を教える

上之郷中の生徒に太鼓のたたき方を教える

まずは串原地域の伝統「中山太鼓」を披露。その後、上之郷中の生徒に太鼓のたたき方を教えました。上之郷中の生徒らは、初めての太鼓に戸惑いながらも、教えられた通りにバチを振り下ろし、演奏体験を楽しみました。

舳五山茶を飲みながら、説明を聞く

舳五山茶を飲みながら、説明を聞く

全校合唱「僕らはいきものだから」を聞く

全校合唱「僕らはいきものだから」を聞く

次に上之郷中の伝統「舳五山茶(へごやまちゃ)」と合唱の披露がありました。

舳五山茶とは、上之郷中の生徒が作り販売する緑茶の名称。今年は950キロを収穫し138万円を売り上げたとのことです。串原中の生徒は、温かい緑茶を味わいながら、舳五山茶70年間の歴史や栽培方法の説明を真剣に聞いていました。
その後、上之郷中による合唱が披露されると、少人数とは思えない力強くも繊細な歌声に、会場全体が聞き入っていました。

他己紹介で仲を深める

他己紹介で仲を深める

他己紹介クイズを作成

他己紹介クイズを作成

最後に両校の仲を深めようと、グループに分かれ「他己紹介」のレクリエーションが行われました。生徒らは互いのことを知ろうと積極的に質問し合い、クイズをするなどして楽しみました。

堀千紘(ちひろ)さん(串原中・3年)は「それぞれの学校が伝統を大切にしてきたことが分かりました。普段同年代の新しい子と会う機会が全然ないので楽しかったです。自分は卒業してしまうけど、これからも交流を続けてほしいです」と話しました。

尾関幸弥(こうや)さん(上之郷中・3年)は「オンラインでは伝わりづらい、太鼓の音の迫力や人の思いなどを感じながら、近い距離で交流できたことがうれしかったです。人数の少ない学校同士、同世代と触れ合う場は貴重なものだと感じました」と話しました。

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