三協電子が企業版ふるさと納税で非常用トイレを寄付

更新日:2025年03月05日

カンダまちおこしの田代さん、小坂市長、三協電子の太田さん、十六銀行の竹中さん(左から)

三協電子工業株式会社(羽島郡)が、企業版ふるさと納税を活用し、非常用トイレセット(300万円相当)を市に寄付し、2月26日に市役所で贈呈式が行われました。

企業版ふるさと納税とは、企業が応援したい地方自治体に寄付することで、寄付額の一部が税額控除される制度のことです。市は、企業版ふるさと納税のプロモーション支援を「カンダまちおこし株式会社」に委託しています。同社が株式会社十六銀行に声をかけ、十六銀行が三協電子工業とつなげたことで、今回の物品寄付が実現しました。本市が企業版ふるさと納税で物品での寄付を受けるのは初めてです。

今回寄贈されたのは、三協電子工業のグループ会社が販売する非常用トイレセット「エスまるくん」36,000回分。凝固剤や汚物袋などがセットになっており、災害時などトイレで水が使えない時に役立ちます。

三協電子工業の太田幸宏(ゆきひろ)代表取締役は「エスまるくんは、岐阜市のふるさと納税の返礼品人気1位にもなった商品です。万が一のとき、恵那市の皆さんの役に立てば嬉しいです」と話しました。

寄付を受けた小坂市長は「能登半島地震の支援を通じて、災害時のトイレ問題の重要性を痛感しました。大切に活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。

寄付されたトイレセットは、災害時に備え市内各防災倉庫に備蓄します。

エスまるくんを持つ小坂市長と太田さん

エスまるくんを持つ小坂市長と太田さん

災害時はこのように使用します

災害時はこのように使用します

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 危機管理係

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎3階

電話番号:0573-26-6805
ファクス:0573-26-4799