浮世絵を未来につなぐ デジタル技術の全国大会でスポンサー賞を受賞

更新日:2025年04月16日

インタビューを受ける山本さん

3月23日、武並町在住の山本聖(せい)さん(53歳)が、デジタル技術の全国大会「NEMTUS Hackathon Hack+ 2025」でスポンサー賞を受賞しました。

本大会は、ブロックチェーン技術(ネット上でみんなで共有する取引の記録台帳)を広めるために開かれ、参加者らは「お笑い」と「地方創生」の二つのテーマをもとにアプリやサービスの開発に挑戦しました。

山本さんが開発したのは「浮世絵トレイル」という、中山道を歩きながら浮世絵のデジタルデータを集められるスマホアプリ。中山道のチェックポイントにあるQRコードなどを読み取り、スタンプラリーのような感覚で、楽しみながら歴史や文化にふれることができます。集めた数に応じて「UkiyoToken(ウキヨトークン)」というポイントがたまります。アプリ内で使われる浮世絵のデジタルデータやポイントには、ブロックチェーン技術が活用されています。改ざんされにくいブロックチェーン技術を使うことで、データを安全に管理し、大切な記録をしっかりと守ることができます。

山本さんは地域をもっと元気にしたいという思いから、得意なブロックチェーンの技術を生かしてアプリを開発。「お笑い」と「地方創生」のどちらのテーマでも高く評価され、「Atomos-Seed賞」と「SEKKA SHIRETOKO賞」の2つのスポンサー賞を受賞しました。

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