東海学院大学 市内食材で新商品を開発

東海学院大学(各務ヶ原市)医療栄養学科の学生が市内食材を活用した新商品を開発し、9月26日、市長に報告を行いました。
同学科では学生有志が栄養学の学びを生かし、健康的な商品の開発に取り組んでいます。このたび、同学科と栃久保棚田保存会、かさぎゆず組合、株式会社恵那ジビエが連携し、市内の食材を活用した商品を開発しました。
学生らは、栃久保棚田のコメと、笠置町のユズのおいしさを多くの方に知ってほしいと、栄養学の学びを生かし「栃久保棚田ゆず甘酒」を商品化。さらに、鳥獣被害などの課題をプラスに捉えジビエの活用し、柚子と飛騨美濃伝統野菜のあじめこしょう味の恵那鹿ジビエフランクを商品化しました。

岩村町出身で同学科3年生の市川歩(あゆむ)さんは、「ジビエフランクは、臭みが一切なく、サラミのような味わいに仕上がった。多くの人がジビエのおいしさに気づいてくれたらうれしい」と話しました。鈴木大輝(だいき)さんは「この活動を通してひとつの地域貢献ができたと思う。栃久保棚田ゆず甘酒は全世代が飲めるような味。多くの人に飲んでほしい。商品を通して棚田米やユズのことも知ってほしい」と期待を寄せました。
小坂市長は「恵那市の食材を活用していただき感謝。鳥獣被害などの地域の課題をプラスに変えるアイデアは素晴らしい。味はとてもおいしく今後がとても楽しみ。販売が成功するよう願っている」と励ましました。
甘酒は、10月上旬からえなてらすなどの観光物産施設などで販売され、フランクフルトは、10月4日開催の東海ジビエフェア(愛知県)と、10月25日、26日開催の岐阜県農業フェスティバル(岐阜市)で販売予定です。
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更新日:2025年09月30日