令和7年2月定例記者会見

更新日:2025年02月28日

内容

とき 令和7年2月17日(月曜日)午前10時

ところ 第2委員会室

回数 小坂市政100回目

冒頭あいさつ

 今回は、令和7年度当初予算が主な発表内容となりますので、概要を説明します。

 令和7年度の予算編成は、大変厳しかったということをまず申し上げます。原因は、人事院勧告を含めた人件費と、燃料費等の高騰を含めた管理経費の上昇があり、それらが予算を押し上げていると言えるかと思います。そのような中で、一般会計の歳入では、市税は、法人市民税や個人市民税の増加などにより、前年度比1.5パーセント増の1億1,140万円の増収を見込んでいます。また、国庫支出金は、児童手当交付金や恵那南中学校整備に伴う交付金などで、約9億6千万円の増収を見込んでいます。

 歳出では、子育て支援事業の拡充、恵那南中学校整備事業、中学校屋内運動場空調設備設置事業、SDGs推進事業、恵那未来キャンパス事業、リニアを生かしたまちづくり推進事業など、全体では、物価高騰等の影響などもあり、前年度比5.9パーセント、17億5千万円増の315億5千万円という、大型の予算となりました。

 令和7年度の主な取り組みの中から、新たなものをご紹介します。

 市プレミアム付き商品券は、燃料高騰の影響を少しでも緩和しようということで、増額するとともになるべく時期を早めて発行したいと思っています。リフォームローンの利子補給金交付事業は、耐震化のための補助金の見直しに合わせ、住宅リフォーム時に金融機関のローンの利子を市が補給するものです。市内の経済波及効果も狙ってスタートします。

 出産費用の無償化ですが、出産時には国の一時金がありますが、例えば恵那病院で夜間や休日に出産する場合は、一時金の50万円では足りませんので、不足分は市で支援し、市民の方の出産費用の完全な無償化に踏み切るものです。また、福祉センターについて、建て替えを含めたあり方の検討開始、学生による市有物件のリノベーション事業の実施、木造住宅の耐震化工事費補助金上限額の引き上げと新築のための取り壊しの費用の助成などを行います。

 3歳以上児の給食費はすでに無償化をしていますが、この4月からは主食、お米も持参するのではなく全て無償化を図ります。また、本年度小学校の屋内運動場にエアコンを設置しましたが、来年度は中学校にも全て設置します。それから、大井小学校区の丸池地区はかなりの距離を子どもたちが歩いていましたが、熱中症の危険もあるため、スクールバス導入の希望がありましたので、実現していきます。恵那南中学校の工事は着手していますが、その整備などの事業費がありますし、旧岩村振興事務所を佐藤一斎学びのひろばに改装する工事を行っていますが、10月にはオープンする予定で、その準備をしていきます。また、エーナアスリート応援事業ということで、トップアスリートの皆様を応援するような仕組みをつくります。

 その他にもさまざまな事業がありますが、詳細についてはそれぞれの部長から説明を申し上げたいと思います。

定例記者会見資料

令和7年度当初予算と主要事業

子育て支援
その他重点事業

当初予算関連以外

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