2006年11月15日(48号)
シクラメン発祥の地 恵那市

冬の代表的な花―シクラメン。しなやかに伸びた花茎、チョウが舞い降りたような花は、花びらが上に反り返ることから和名「カガリビバナ(篝火花)」とも呼ばれます。今から約90年前、この愛らしい花に一生をかけた人物がいました。恵那シクラメンの生みの親、伊藤孝重さんでした。
伊藤さんは、明治29年、東野の養蚕農家に生まれ、上田蚕糸専門学校(現信州大繊維学部)の修学旅行中に出会ったシクラメンに魅せられ、当時大井ダムの建設に携わるアメリカ人技師の奥さん(ドイツ人)の勧めで栽培の道に。日本での栽培は大変珍しかった時代に独学で取り組み、昭和初期に成功させました。その後、自ら販路を拡大し、恵那を全国に誇るシクラメン産地に育てました。
シクラメンは、JR恵那駅前のシクラメンまつり(今年は11月25日に開催)をはじめ、商店街の活性化やまちづくりにも一役かっています。またボンネットバス・トコトコぼんちゃんのコースにも組み入れられています。
(参考 恵那市市制45周年記念市勢要覧「響」)
問い合わせ 商工観光課 電話0573-26-2111(内線532)
1ページ 表紙(シクラメン発祥の地―恵那市) (PDFファイル: 255.1KB)
2ページから3ページ 市民憩いの場に 新しい公園が整備されます (PDFファイル: 334.2KB)
4ページから5ページ 文化の窓 (PDFファイル: 180.2KB)
6ページから7ページ 独占!スポーツ情報 (PDFファイル: 113.1KB)
8ページから9ページ 本トの話/医療情報トピックス (PDFファイル: 233.5KB)
10ページから11ページ 健康ガイド(11月前半分) (PDFファイル: 86.3KB)
12ページから13ページ 子育てInfo.~みんなで育もう きらきら恵那の宝~ (PDFファイル: 144.4KB)
この記事に関するお問い合わせ先
総務課 広報広聴係
〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 本庁舎3階
電話番号:0573-26-6802
ファクス:0573-25-6150
更新日:2020年01月30日