大人も子どもも楽しめる講談教室

市中央図書館では、読書感想文講座やポップアップカード作りなど、夏休みの期間中に子どもも楽しめる各種イベント「天の川イベント」を開催しています。8月4日は、恵那観光大使で講談師の神田昌味(まさみ)さんを講師に招き、こども講談体験が行われました。
講談とは、歴史にちなんだ話を面白く、分かりやすく語る話芸。右手に扇子、左手には竹の芯に厚紙を巻いた張り扇(はりおうぎ)を持ち、場面展開をする時に釈台(しゃくだい)と呼ばれる木の机を叩きます。今回の講座では、講談での声の出し方や調子の取り方を学びました。
初めは、北原白秋の五十音で声を出した後に講談の調子で五十音を読み、手で机を叩く練習をしました。昌味さんは「恥ずかしがらずに声を出し、声だけでどれだけ物語を想像してもらえるかが大切」と話し、参加者たちはどの言葉をより声を張って発音するのか、どんな手ぶりをつけるのか意識しながら、昌味さんの後に続いて発声練習をしました。
次に、自分の学校と名前、好きなことなどの自己紹介を講談で発表しました。最後は、昌味さんが徳川家光の幼少期の話を講談。張扇でパンパんと打ってリズミカルに進んでいく話で参加者たちを引き込み、会場は笑いに包まれました。
中津川市の小学校2年生の原彩瑛(さえ)ちゃんは「声の調子が少し難しかった」と話しました。

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更新日:2023年08月07日