ふれあいエコプラザにスケートボード施設が完成

ふれあいエコプラザ南側の駐車場の一部を改修し、スケートボードなどのアーバンスポーツができる多目的広場とする整備が完了し、7月28日、オープニングセレモニーが行われました。
スケートボートなどのアーバンスポーツは、一人でも気軽に楽しめることから若者の間で人気があります。オリンピックの正式種目となり日本人選手が金メダルを獲得するなど社会的認知度は向上していますが、市内に専用の施設はなく、既存の公園での騒音や一般利用者の安全性などが問題となっていました。
市では、令和5年3月に施設整備の要望が提出されたことを受け、本年3月にエコプラザ駐車場を改修。6月には、東栄製紙工業株式会社と協和ダンボール株式会社から50万円ずつの寄付があり、エコプラザの指定管理者であるNPO法人ふれあいの家が設備を購入しました。


オープニングセレモニーには、施設整備の関係者に加え、中津川市でスケートボード店を営むKAYASTORE(カヤストア)、市内の年中から中学3年生が所属するスケートボードクラブSK8CULB(エスケーエイトクラブ)が出席しました。
開会にあたり、NPO法人の各務康広(やすひろ)さんが「スケートボードができる施設を作ってほしいという600人の署名に加え、寄付金もいただき、今回の事業が実現しました。多くの人にアーバンスポーツを楽しんでもらいたいです」とあいさつしました。
小坂市長は「市内の企業が、子どもたちのことを考えて支援していただき、とてもうれしい。多目的広場の完成やパリ五輪をきっかけに、さらにアーバンスポーツが盛り上がるよう、市としても応援したい」と祝辞を贈りました。
出席者らによるテープカットの後には、SK8CLUBの代表の長谷川心祐(しんゆう)さんが感謝の言葉を述べ、東栄製紙工業株式会社の取締役の水野勝(まさる)さん、協和ダンボール株式会社企画管理部長の小杉雄一郎(ゆういちろう)さんに記念品Tシャツと花束が贈られました。
オープニングセレモニー後には、SK8CULBやKAYASTORE、関市でスケートボードの活動をするALL UNDER CITY(オール・アンダー・シティ)による、スケートボードのデモンストレーションが行われました。選手らは、自由にスケートボードを楽しみながら豪快な技を披露し、観客からは多くの歓声と拍手が湧き起こりました。

SK8CULBのビギナーズがチックタックを披露

思い思いに技を披露

セクションに登る

ドラム缶を飛び越える

豪快に技を披露

ストリートカルチャーや音楽を感じるアートを販売

ALL UNDER CITYが観葉植物を販売

地域からの出店もありました
更新日:2024年07月31日