ポーランド大使が恵那北中学校の卒業式に参列

更新日:2023年03月09日

 駐日ポーランド共和国特命全権大使のパヴェフ・ミレフスキ氏が、3月9日、恵那北中学校卒業証書授与式に参列。生徒らのポーランド共和国への募金活動に対し、感謝を述べました。

祝辞を述べるポーランド大使1

 ポーランド共和国カヌーチームが、東京2020オリンピック競技大会事前キャンプを笠置峡で実施して以来、本市は同国と交流を重ねてきました。特に、笠置峡に隣接する恵那北中学校では事前キャンプ時から交流を深め、ウクライナ情勢が悪化すると、ウクライナ避難民などを受け入れる同国を支援しようと、生徒会が呼びかけて募金活動も行いました。

 そのお礼を直接生徒たちに伝えたいと、今回初めて、ミレフスキ大使が同中を訪問しました。

祝辞を述べるポーランド大使2
祝辞を述べるポーランド大使3

 来賓として式に参列したミレフスキ大使は「心からカヌーチームを応援してくれたこと、9000キロも離れた国に対し、生徒自身が考えて募金活動をしてくれたことに感動しました」と、今までの交流や募金活動に感謝を述べました。

 そして「大人への階段を登っていく中でも自分を見つめ、地域のことを忘れず、今後多くの喜びと成功を味わうことができるよう祈っています」と、卒業生にお祝いの言葉を贈りました。

今までの交流の様子

市長表敬訪問

 恵那北中学校の卒業式に参列した後、ミレフスキ大使は中山道広重美術館を訪問。最後に市役所を訪れました。市長は「大使のおかげで、互いを思う気持ちが大きくなっています」と3度目となる本市への訪問を歓迎。「今後も末永く交流できることを願います」とあいさつしました。

 ミレフスキ大使は「今日はとても感動的な卒業式でした。中学生は、自分のおこづかいから募金をしてくれたと聞きました。恵那には、素晴らしい若い世代が育っています」と感想を述べ「恵那とポーランドの交流が長期にわたって発展することを願います」と話しました。

市役所で歓迎を受けるポーランド大使
関係者にあいさつするポーランド大使

 さらに、市国際交流協会の田代久美子会長が、ホストタウン関係者が発起人となった支援金の目録を手渡しました。今回送金した支援金は、2月20日時点で集まった1,496,897円。今までの支援金の合計は、9,370,890円になりました。

支援金目録を手渡した国際交流協会会長とポーランド大使
関係者との記念撮影

支援金について

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